甲状腺

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甲状腺とは

私たちの身体には、喉仏の下付近に「甲状腺」と呼ばれる器官があります。普段はあまり意識することはないかと思いますが、新陳代謝をコントロールする「甲状腺ホルモン」を分泌しており、健康を保つためには欠かせない大切な役割を担っています。この甲状腺の働きが強くなり過ぎると新陳代謝過多となり、身体が消耗していまいます。また、逆に弱まると新陳代謝が正しく行われず、身体の機能が低下することになります。

甲状腺の主な病気

バセドウ病

甲状腺の機能が過剰になることを「甲状腺機能亢進症」と言います。そして、その中でも特に代表的なのが「バセドウ病」です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで新陳代謝が活発になり、身体が常に疲れたような状態になります。ただの疲労だと思って受診されない方も多いため、発見が遅れてしまいがちであるという特徴がありますので、気になる方は早めに検査を受けられることをお勧めいたします。

症状

  • 首元が腫れる
  • 疲れやすい
  • イライラしやすい
  • 大量に汗をかく
  • 動悸
  • 手足が震える
  • 夜中に目が覚める
  • たくさん食べても体重が減る
  • 目が前に突き出ているように見える
  • 下痢
  • 月経不順(女性)
  • 無月経(女性)

橋本病

逆に甲状腺の機能が低下する病気のことを「甲状腺機能低下症」と言い、その代表的な疾患が「橋本病」です。この病気の論文を発表した日本人の橋本策博士にちなんで、このような名前がつけられています。ホルモンの分泌量が減り、その結果、新陳代謝が減り、身体の機能が低下していきます。

症状

  • 首元が腫れる
  • 疲れやすい
  • 無気力
  • 寒い季節は特につらい
  • 筋肉が硬直する
  • 十分に睡眠を取っても眠い
  • 食事の量は変わらないのに体重が増える
  • 顔がむくむ
  • 便秘
  • 月経不順(女性)
  • 月経過多(女性)

甲状腺疾患の治療

バセドウ病や橋本病の治療としては、お薬、放射線治療、手術があります。通常はまずお薬によるホルモンのコントロールを行い、それでも改善が見込めない場合には別の治療法も行うことになります。特にバセドウ病は日常生活にも支障をきたす重大な病気ですので、少しでも上記の症状に当てはまる方は、一度検査を受けるようにしましょう。

甲状腺腫瘍

他の器官と同様に、甲状腺にも腫瘍ができることがあります。その8割は良性腫瘍だと言われていますが、場合によっては悪性のがんであることもあります。他のがんと比べると進行が遅く治療しやすいという特徴はありますが、甲状腺が腫れているような時は早めに受診するようにしてください。

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