糖尿病

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糖尿病とは

食事をすると、糖質は私たちの身体の中でブドウ糖に分解され、血液によって全身を巡ることになります。その時、インスリンと呼ばれるホルモンがすい臓から分泌され、そのインスリンの働きによってブドウ糖が細胞の中に吸収されていきます。しかし、何らかの原因でインスリンの働きが弱くなったり、分泌量が減ったり、場合によっては全く分泌されなくなったりすることがあり、これを糖尿病と呼んでいます。糖尿病はいくつかの種類に分類することができ、治療の方法もそれぞれ異なります。

1型糖尿病

すい臓の細胞が傷つくことでインスリンの分泌量が減ってしまった状態です。小さいお子さんでも発症することが多く、「小児糖尿病」と呼ばれることもあります。

2型糖尿病

インスリンの働きが悪くなってしまった状態で、ブドウ糖が細胞の中に取り込まれにくくなります。日本人の糖尿病患者のほとんどが2型糖尿病で、その原因の多くは生活習慣の乱れであることがわかっています。

その他の糖尿病

上記以外にも、遺伝子の異常、肝臓の病気、すい臓の病気などによって糖尿病になることもあります。また、別の病気の治療で使用したお薬が原因で糖尿病を発症することもあります。

糖尿病の合併症

糖尿病が怖いのは、いくつもの合併症を引き起こすからです。特に「神経障害」「網膜症」「腎症」は糖尿病の三大合併症と呼ばれており、いずれも糖尿病になってから10年以上経って発症することがあります。

糖尿病神経障害

神経障害は、比較的早期に発症する合併症で、手足の末梢神経に障害が起きることによって、痺れや感覚麻痺といった症状が現れます。また、筋肉に力が入らない、胃腸の調子が悪い、めまいがする、発汗異常が起きる、EDになるといったことも特徴です。

糖尿病網膜症

目の中にある網膜の血管で障害が起き、視力が低下していきます。最悪の場合、失明してしまいますので、定期的に検査を受けながら症状をコントロールしていくことが重要です。また、白内障になるリスクも高まると言われています。

糖尿病腎症

腎臓の中にある毛細血管で障害が起き、尿を作る機能が低下してしまう病気です。そうなると体内の毒を排出することができないため、週に2回から3回程度、病院で人工透析を受ける必要があります。

いずれの合併症も、悪化すると日常生活にも大きな支障が出てしまいますので、もし糖尿病になってしまったら、可能な限り早期に治療を開始し、できるだけ合併症を引き起こさないようにしなければなりません。自覚症状がない方も、必ず定期的に経過観察を行うようにしましょう。

糖尿病の治療について

糖尿病の治療において最も大事なことは、食事習慣と運動習慣の改善です。栄養バランスの良い食事に切り替え、適度な運動を継続していく必要があります。これを続けていくことで睡眠の質も向上し、体調も改善されていく方がほとんどです。また、タバコやアルコールも控えることで、さらに血糖値をコントロールしやすくなります。

それだけでは効果が見られない場合には、インスリン注射などお薬を使った治療も行っていきます。食生活や運動習慣を急に変えるのはとても大変なことですが、合併症を併発してしまうとさらに大きな負担がのしかかることになります。早めに治療を開始し、悪化を防ぐようにしましょう。

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